宿泊施設の運営
昭和39年5月、「KKR平湯たから荘」は国家公務員の保養所として平湯温泉に開業しました。
北アルプスの山々に囲まれた地にあることから、初めは登山やハイキングを目的としたお客さまを迎え入れる”山小屋”のような施設でしたが、時代とともに変化するニーズの多様化に合わせて客室やレストラン、温泉施設、その他館内施設のリニューアルを行い、現在の姿へと変化してまいりました。
中部山岳国立公園内の“奥飛騨温泉郷 平湯”という自然豊かな温泉地にある客室数14部屋の小さな保養所です。
平湯温泉は標高1250ｍ。日本列島のほぼ中央に位置し、岐阜県と長野県を結ぶ安房トンネルの岐阜県側の玄関口にあります。
周辺には古い町並みで有名な飛騨高山や乗鞍岳、新穂高、上高地などの人気観光地があり、温泉街のバスターミナルから各観光地へのバスが運行しているため、シーズン中はその拠点として賑わっています。
そのなかで、当館は国家公務員の保養所として運営しており、利用者さまの約9割が現役または定年退職された国家公務員のお客さまとなっております（一般のお客さまも利用可）。そのため常連のお客さまも多く、なかには親子三代にわたって当館をご利用いただいている方もいらっしゃいます。
温泉は贅沢な源泉かけ流し。
奥飛騨温泉の中で最も古い歴史のある平湯温泉は、40本の源泉と毎分13,000ℓもの豊富な湯量を誇ります。
当館の温泉は、毎分120ℓ1日172ｔの自家源泉を敷地内の源泉塔より引き出しており、循環・消毒することなく贅沢に使用しております。
泉質はナトリウム・カルシウム・炭酸水素塩泉で”美肌の湯”とも言われており、この温泉を目的に長期滞在される方もいらっしゃるほどです♨
また、奥飛騨温泉郷は豪雪地帯としても有名で、冬は雪見風呂を楽しむこともできます。
